この夏話題のアノ映画

制作スタッフの有坂です。

先日の休みの日に映画を観に出かけました。

おそらく今年の夏、最も話題になっている某スタジオ制作の映画です。

今回の作品は、先の世界大戦で日本を代表する戦闘機を造った技術者の半生を描いたものです。

ラブストーリー等、若干のフィクションも入っていたようです。

既にインターネット上でも賛否両論。様々な論評が出ていて、少なくとも観た人達が「何かを語らずにはいられない」という作品である事は間違いないようです。

さて、そんな中での私の感想ですが…

自分自身、学生の頃ミリタリー(軍事)関連に興味があった時期もあり、まずその部分において監督の相当なこだわりが感じられました。思わず「マニアだなぁ」と…

物語としても良かったと思います。何より強く感じた事は、当時の世界観が丁寧に描かれていた事です。細かく言いだすとキリがありませんが、現代に比べてあらゆるものが不便だったが故に、当時の人達はお互いを気遣い、一生懸命に生きていたのではないでしょうか?

当時の全てが良かったわけではありませんが、現代の私達が便利さと引き換えに失ってしまったものがある気がしてならない…(自分もその中のひとり)

そう想わせる作品でした。

とりあえず、もう一度観に行こうと思っています。