バレエ「海賊」

ハイビジョン撮影・制作部のMr.感動映像NIGO(千葉県八千代市在住)です。

昨年、クラシック・バレエの発表会の撮影で「海賊」全幕を撮影する機会がありました。

バレエ・コンサート、小品集で「海賊」よりグラン・パ・ド・ドゥ(ランケデムとグルナーラ、アリとメドーラ)やオダリスクの踊りはおなじみですが、全幕は初めてでした!

洞窟の場面で踊られるグラン・パ・ド・ドゥは、コンラッド、アリ、メドーラの3人での踊り(パ・ド・トロワ)ですし、奴隷市場での踊りではサイード・パシャや商人ランケデム(友達にしたくないタイプと言うんでしょうか)がちょくちょく絡んできたり、と全幕でなければわからないストーリー、踊りのシチュエーションが多数ありました。

また、男性出演者の多さもこの作品の特徴でしょうか。お気に入りの登場人物は献身的な働きぶりのアリです。コンラッドの親分肌にも惚れますね。

グラン・パ・ド・ドゥのリフトを含むダイナミックさと衣装の美しさ、ギリシャやトルコの異国情緒を感じさせる雰囲気。

また見てみたい作品となりました。

(おわり)